ホワイトニングについて

ホワイトニングとは

現在世界的に発展しているホームブリーチ(自宅で行えるホワイトニング)にはカスタムトレー(自身の歯型にあったトレー)を使うものが主流であり既に安全性が認められています。
2000年にはクレスト社からトレーを使用しないクレストホワイトストリップスなどの歯面に貼り付けるシール型のホワイトニングツールも発売され、人気が高まっています。
オフィスブリーチ(歯科医院で行うホワイトニング)の人気は未だ衰えていませんが、薬局や購入できる安価のペン型のホワイトニングツールやショッピングモールなどの非医療施設で行われるホワイトニング専門のデンタルスパも多くの方に利用されています。

一般の方でも上記のような自身で行えるホワイトニングを行うことにより、より透明感のある自然な白さを手に入れることができます。
より白い歯を手に入れるためにはホワイトニンングについて理解を深めることが重要と考えています。
このコンテンツではホワイトニングの種類や利点欠点などを含め、科学的に立証されたホワイトニングのサイエンスを述べ、最後に当院で使用している“薬剤なしのトランセントホワイトニング”についてご紹介します。

ホワイトニングの選択肢

ホワイトニングを行う際、様々な方法があります。
より自分に見合った方法を選択する上で、それぞれの方法の利点や欠点に加え、科学的根拠を知っておくと、より効率よく歯を白くできると考えています。
近年、薬物の濃度や使用時間、副作用などの研究が活発に行われています。
そこで使用されている4つのカテゴリー(オフィス、ホーム、市販品)についてご紹介します。 詳しくみる

ホワイトニングと
ブリーチの違い

ホワイトニングとブリーチというワードは混同して使用されることが多々ありますが、両者には違いがあります。
ホワイトニングとは歯を白くする処置の総称であって、これには歯科医院で行われるクリーニングも含まれます。
一方、ブリーチングはエナメル質や象牙質内部に到達する化学物質を使用するホワイトニングの一つです。
ブリーチングでは過酸化水などの薬物が使用され、酸化還元反応により着色が除去されます。
過酸化水素が分解された時に生じるフリーラジカルがエナメル質や象牙質内の有機物と反応し、色原体(着色の原因となる分子)を分解することができます。
分解後の分子は光に対して明るく反応することが分かっており、これにより歯が白く見えるようになります。

現在この反応が有効とされている化学物質は過酸化水素です。過酸化水素は過酸化尿素からも放出されます。
過酸化尿素は安定に優れた物質で水と反応すると過酸化水素と尿素に分解します。
例えば10%の過酸化尿素が水と反応すると、約3%の過酸化水素と7%の尿素に分解されます。
この反応時間は非常に遅く、徐々に放出される過酸化水素を含む薬剤をより長く歯面に接触させることにより歯を白くさせるため、ホームブリーチでは長時間トレーを着用することが必要となります。

ブリーチングの適応

多くの患者様がブリーチング(薬物を使用するホワイトニング)に興味がある一方で、歯科医師はその患者様にブリーチングが適応であるかどうかを診査、診断します。
全身状態も含め、お口の中の環境や、私生活の情報から着色の原因になる要素を聞き出していきます。

一般的に永久歯列期(14歳以上)でホワイトニングの施術後のアフターケアーや副作用などに対応できる方が適応となります。 詳しくみる

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